2024年年初の日経平均は1日目は下げたがあくる日から連日の上昇。主に半導体株が買われる展開だった。
1週間で7%という近年にない様な上昇で主に大型株が上がっている。しかし個人投資家が好む小型株はほとんど上がっていない状況だ。上昇の主な要因として外国人が日本株を購入している事が挙げられていた。外国人が購入する株といえば日経平均を構成するような有名株だろう。大型株をもたざるものは置いていかれた格好になったわけだ。
半導体株は昨年11月位から徐々に上り始め年明けになると一気に上昇。みごとにこのビックウェーブに乗り遅れた。これからこの波にのる方法がないか物色して目にとまったのが「ソシオネクスト」だ。
半導体株といってもそれぞれ毛色が違う。日本が強い分野は主に「半導体製造装置」と「材料」だ。これらの株はすでにビックウェーブにさらわれていた。残りで関連銘柄は何かないかなと探していた所だった。
同社の歴史はまだ浅い。富士通とパナソニックのロジック半導体分野が統合。業務内容は半導体を利用したシステムの設計、開発、販売を行う。2022年10月に上場。言い方は悪いが各社の事業再編の結果切り離されたいらない方を集めた会社とも言える。上場した当初の株価はよかったが最近の株価は下降していた。
こんな感じの週足だ昨年6月までは勢いよく上昇その後上昇23年末から少し上げてきたかなという所だ。
業績はこんな感じ
売り上げ、利益ともに増えてきている。
というわけで、一緒に波に乗ってくれと願いいつつ購入した結果がこれだ。
結果見事に波に乗ってくれた。売却も表示してある通り現在はもう保持していない。目的は半導体の波に乗るためだったので、一波目が落ち着いた頃に利確した。売った時期というと半導体株をけん引してきたあの会社の決算があったからだ。
その会社は日本の会社ではない米国の「NVIDIA」だこの株の年初からの株価が50%を超える上昇を見せており株価は過熱気味だった。2/22に決算があり、市場の期待に答えられるかどうかは意見が分かれる所だった。決算の結果はというと予想を上回る好決算。「NVIDIA」の株はさらに上昇。
これがなんで売却の理由かというと上昇の材料が無くなったと思ったからだ。いわゆる材料でつくしというやつだ。
一つ反省点として買い増しが出来なかった事だ。このころはいろんな株にちょこちょこ手を出しており、順調に上がっている株を買い増しするという意識が無かった。今後は気を付けたい。
また波がくればいいなと思った次第だ。
ソシオネクスト収支 | 日付 | 株数 | 株価 | 金額 |
購入 | 2024/1/9 | 3 | 2,809 | 8,427 |
売却 | 2024/2/27 | 3 | 3,910 | 11,730 |
損益 | +3303 |