本日のデイトレ銘柄はこちら京成電鉄(9009)だ。
結論から言うとやられた。かなりやられた。その内訳を書いていこうと思う。
まず前日の値上がり材料と思ったニュースソースがこちらだ
日本経済新聞 2024年3月7日の記事より引用
この記事を説明するには京成電鉄の特殊な事情について説明していかなければ話が理解できないと思うので、簡単にまとめると
以前から京成電鉄はオリエンタルランド(東京ディズニーリゾート運営会社)の株式の19.97%を保持する筆頭株主である。かといってディズニーリゾート沿線に京成電鉄が通っているわけではないのでディズニーリゾートに来る客が電車利用をする。シナジー効果も望めない。また京成電鉄の時価総額1.2兆円に対して保持しているオリエンタルランドの株式の時価総額が1.8兆円という。保持している株式より自社の株式の方が安いという奇妙な現象が起きていた。
そんな状況に英国の投資ファンドがオリエンタルランドの株式を売却してその資金を成長投資や株主還元に充てるべきと求められてきた経緯がある。
今回その求めに答えたわけだ。
それを受けて値上がりを期待して当日9:00から待ち構えていた訳だ。ストップ安だったら買えないかなとも思っていた所開始から値がついていた始値7249円。値が乱高下するなか7190円で4株購入。結果がこれだ。
まず1点おかしいのが当初から値がついていた事を疑問に思わなければならなかった。買いが殺到しているほど人気だったらしばらくの間は値が付かないはずだ。
2点目は乱高下している時間帯に購入した事。5分も待てば子のチャートだと買う気は無くなっていただろう。
3点目はすばやい損切ができなかった事。反発して上がる事を勝手に想像してしまい。その間にあっという間に7000円を割る事に・・・
まだまだある4点めは7000円を割ったあともずっと持ち続けた事だ。午前中もずっと下がり続け。午後からの上昇に期待後場開始時は多少上がったがその後すぐに下降。ここまで来たらどこまで下がるのか見届けたい気持ちになっていた。
最近の日経平均は後場から反発して結局始め値あたりまでもどしてくる傾向があったので、もう少し見てみたい気持ちがあった。いわゆる希望的観測これがさらに被害を招いた。
ただ下がり続けるという事も想像できた(これが当たり前の思考)ので4株のうち2株は6,615円で損切した。その後の経過というと前出のチャートの通りである。結局どうなったのかというと次のとおりだ。
結局のところ自分はなかなか損切できない性格だという事が身をもって分かった。これが単元株だったら被害はもっと大きなものになっていただろう。初心者向けの株の本やブログ、YouTube等で繰り返し言われているストーリーから外れたら即損切。繰り返し見聞きしていたはずだが実践はなかなか難しかった。
あと一番悪かった点は損切ラインを決めずに購入した事だ。例えば前日の終値より下げたら損切しよう。25日平均線を割ったら損切しようとか明確に決めずに入ってしまった。明確なルールがあればまた違っていたのかもしれない。自分の性格だとそのルールも破ってしまう恐れもあるが・・・
これからは必ず購入する前にはストーリーが外れた場合の損切ラインを明確にして購入する事を肝に銘じ、そのラインが来たら機械の様に淡々と損切する事が大事だと痛感させられた。
こうして完敗により京成電鉄のデイは終わった。
京成電鉄収支 | 日付 | 株数 | 株価 | 金額 |
購入 | 2024/3/8 | 4 | 7,190 | 28,760 |
売却 | 2024/3/8 | 4 | 6,523 | 26,094 |
損益 | -2,666 |