グルメ

福岡天神「よし田の鯛茶漬け」を食ってねえ子はいねえか。

よし田鯛茶+天ぷら

先日、福岡出張に行った時に食べたランチが絶品だったので皆さんにご紹介したいと思う。今回は大人数の研修で打ち上げを段取りして頂いていたので、夜は好きな店には行けなかったが、ランチに行く機会が2回あったので、それぞれの店で当たりだった。2軒とも天神周辺の店となっている。

1軒目は「割烹よし田の鯛茶漬け」

2軒目は「新三浦の水だき小鉢定食」

に行ってきた。今回はよし田の鯛茶漬けをご紹介したいと思う。

よし田の鯛茶漬け

この店は会社上司の紹介で教えてもらったので、事前に情報をある程度聞いていた。

上司は「福岡にいくんだったらここの鯛茶漬けを食べていけ。俺はランチは必ずよし田の鯛茶漬けに決めている。俺が食べた茶漬けの中で3本の指に入る。」

茶漬けか・・いいけどランチはもう少しパンチが効いたものも食べたいなと一瞬思ったが、せっかく教えてもらったので行くことにした。

恐らく並ばないといけないとの事だったので、お店に問い合わせると予約ができたので事前に予約をして行った。今回は同じ部署の3人と一緒だ。

やっぱり並んでいた

当日天神に着いたのが11:00でよし田の開店が11:30だったので、予約もしている事だし、ぎりぎりでも良いかと思い少しぶらぶら駅ビルのお店を見て回ってから5分前位にお店に着いた。

すでに20人くらいの行列になっていた。お店は3階建てで、少し古びた感じだ。道路から生け簀が見える。その中には鯛とフグが泳いでいた。これが俺の胃袋に入るのかなとか思いつつ、隣を見るとここにも「割烹よし田」があった。よくみると「割烹よし田 はなれ」と書いてある。別館があるようだ。かなり商売繁盛している様子。

まもなく店員さんが出てきて暖簾がかけられた。並んでいる人がぞくぞくとお店の中に吸い込まれて行き、少し落ち着いた頃に「ご予約の方いらっしゃいませんか」と店員さんが残りの行列に声をかける。私は手をあげて氏名を伝えた。

行列を後目に少し優越感を感じながら店員さんの後についていく。3階の部屋を案内されたので階段を上っていく。いびつな廻り階段を上っていく。途中で店員さんが「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる。3階に着くと店員さんに「ご予約の○○様でよろしかったですか」と聞かれた。「はい」と伝えると「こちらになります」と座敷に通してくれた。靴をぬいで上がると席まで案内してくれた。座敷だがテーブルになっている。以前は宴会にも使われていたのかもしれない。20席程ある中で一番奥の角の席に案内された。

案内された席の天井が斜めになっている。道路に面している建物の角が斜めになってカットされている。あれである。高さ制限ギリギリまで建てられているのであろう。

少し待っていると店員さんがお茶を出してくれた。最初から鯛茶漬けを食べる予定だが、茶漬けだけだと心元ない感じがしたので、鯛茶漬けと天ぷら1/2のセット\1,650-(税抜き)にした。

お茶を飲んで待っている間にもぞくぞくと席が埋まっていく。入った時には空いていた席があっという間にすべて埋まってしまった。

いざ実食

皆で話をしてどんなものが出てくるか期待を胸に待つ。10分位待ったと思う。店員さんがおひつを持ってきた。大きな急須が置かれる。そしてセットの品が運ばれてくる。

天ぷら、天つゆ、漬物、そして鯛の切り身が入ったお椀だ。刺身が普通に入っているのではなく、いわゆる「づけ」状になっており、ミルクコーヒー色をしたタレがたっぷり入ってその中に鯛の切り身、その上にもみのり、わさびも添えられている。

店員さんが皆の茶碗にご飯を盛ってくれる。普通サイズの茶碗だ。ちょっと少ないかなと思う位の白米が盛られた茶碗が目の前に置かれた。

さて頂こうと思った瞬間に店員さんが「それでは食べ方の説明をさせて頂きます」と待ったが入った。

どうも流儀があるようである。たしかに鯛茶漬けと言いながらご飯と鯛は別々になっている。話を聞こう。

「最初に鯛のお椀をよく混ぜてそのまま召し上がって頂いて、ある程度楽しんで頂いてから、鯛の切り身をご飯の上に置いて残ったタレもそのまま入れて頂きます。その上にお茶をかけてお茶漬けとして召し上がって頂けます。2通りの楽しみ方ができます。おひつも置いておきますのでおかわりもして頂けます。ごゆっくりして下さい。」

との事だ。最初少なく盛ってあるわけが解った。1杯目は普通に刺身の様に食べて、2杯目を茶漬けとして食べるという事だ。さすが人気店、食べ方まできっちりとプロデュースされて完成されている。

さて今度こそ頂こう。もう私の意志を邪魔するものはいない。やはり最初に箸がのびるのは鯛のお椀だ。言われた様によくかき混ぜる。鯛と海苔とわさび、タレが絡み合う。切り身を口に運ぶ。醤油ベースのタレの中にゴマの風味が香る。コーヒーミルク色の訳はすりごまが入っているからだろう。程よい弾力だ。硬すぎず柔らか過ぎずといった感じである。新鮮な鯛をそのまま切って出すとコリコリした食感になるが、もともと淡泊な味の鯛がさらに淡泊になってしまう。しかしこの鯛は旨味もある。ある程度熟成させているのだろう。

箸がある程度進んだ所で天ぷらも頂いた。エビの天ぷら2本、三度豆、鯛の天ぷらが入っている。天ぷらの衣もサクサクでまだ温かく決して作り置きのものではない。鯛の天ぷらは柔らかく臭みもない。良い鯛を使っているのが解る。こちらもおいしく頂いた。

そしていよいよ鯛茶漬けだ。すっかり空になった茶碗に白米を自分で盛りつけた。そのうえに鯛の切り身を置いてお椀に残っているタレを全部入れる。その上から急須でお茶をかける。熱々のお茶をかけられた鯛はおどろいてキュッと縮み表面を白くする。

鯛茶漬け

さて、もう待てない。茶碗を口元まで持っていき鯛と白米を同時に箸で口の中にかきこんだ。お茶で薄まったタレと淡泊な風味の鯛。これぞお茶漬けという感じであっさりしており、何杯でもいけそうだ。高菜と大根の漬物をつまみながら一気に食べてしまった。白米2杯食べているのである程度腹は満たされているが、おかわりと言いたい位のおいしさだった。

ランチメニュー

他のランチメニューはというと次の通りである。

  • 鯛茶漬け           \1,100-
  • 鯛茶漬け+天ぷら1/2セット   \1,650-
  • 天ぷら定食            \1,100-
  • とんかつ定食          ¥1,100-
  • 刺身定食             \1,100-

※いずれも税抜き価格

毎日食べるランチという値段ではないが、たまに出張に来た時位は贅沢しても良いだろう。と思える位の料金設定である。提供される品を考えれば決して高くはないと思う。

今度は機会があれば夜の料理も食べてみたいものだ、フグの会席、呼子イカもうまそうだ。懐に余裕があるときには考えたいと思う。

まとめ

という事で今回は「割烹よし田の鯛茶漬け」をご紹介した。食材の品質はもちろん。効率を重視して作り置きをしたりしていないのが非常に好感が持てる。店員さんの人数も多く、それぞれお客様に対応しており来店人数の割にバタバタしている感じはなかった。落ち着いてランチを楽しめた。

並ぶのがいやだという方は予約できるので活用すると良いだろう。下にリンクを貼っておく。

割烹よし田HP