防災

ハザードマップとは巨大台風、南海トラフ地震に備えよう

ハザードマップとは

ハザードマップ検索過去最多

「ハザードマップ」という言葉をご存じでしょうか。最近よく耳にする事が多くなってきた様に思います。関東地方に未曾有の水害をもたらした台風19号ですが、それから2か月後にNHKが下記の様な記事を報じています。

NHKニュース ハザードマップ

<2019/12/12配信NHKニュースWEBより参照>

NHKの報道によると、ヤフーの分析で台風19号が接近・上陸した際に検索された言葉を分析した所「ハザードマップ」という言葉が1日当たり検索された回数が過去最高になったとの記事でした。

しかし台風が接近・上陸してからでは遅いですよね。私もはずかしながら自分の住んでいる地域のハザードマップを確認していませんでした。

私は奈良に住んでいるのですが、奈良って盆地になっていて山に囲まれているので台風の被害も他の地域に比べ比較的に少ないんですよね。

ただ今から20年位前には台風の強風で電柱が倒されたり、瓦が飛ばされたりする大被害が出た事もありました。今や台風も大型化する傾向もあり日本中どこで被害があるかわかりません。

そんな事で今回は「ハザードマップ」について興味が出てきたので調べてみることにしました。

ハザードマップとは

そもそもハザードマップとはどういうものなんでしょうか。マップというからには地図という事は解りますが、どのような地図なんでしょうか。

国土交通省の国土地理院HPによると下記の様に書かれていました。

「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。

国土交通省の国土地理院HPより参照

要するにハザードマップとは地震・洪水などの時にこの辺が被害にあいそうだから気を付けてね。ここに避難して下さいね。ここは通れますよ。と書いてある地図なんですね。

「ハザードマップ」を検索してみよう

記事ではヤフー分析との報道でしたが私はGoogle先生に聞く事にしました。ヤフーさんごめん。Googleの検索窓に「ハザードマップ」と検索するとGoogleの賢いアルゴリズムのおかげで私の住んでいる地域が一番上に表示されて、あとは近隣市町村の予測検索がでてきました。

ハザードマップ検索

私の住んでいる地域で選択すると出てきました。役所のHPに「○○市総合防災マップ」とあります。その中では防災マップのPDFをダウンロードできる様になっていました。

防災マップ

総合防災マップを全部ダウンロードしてみます。

防災マップ表紙

表紙に災害時の避難場所や緊急連絡先を書くスペースがありました。このマップはおそらく広報誌と一緒に配られている様ですね・・・我が家にもあるのかもしれませんが、全く記憶にありません・・・もしくは捨てているかもしれませんね。この機会にプリントアウトしておこうと思います。スマートフォンにダウンロードして保存しておいても良いと思います。

目次はこんな感じです。主に地震と大雨時の避難情報、非常持出品、避難所一覧などがのっている様ですね。

防災マップ目次

地震時

地震の項目はどの様な事が書かれているのでしょうか。

想定地震

防災マップ 地震

私の住んでいる地域の想定地震のマグニチュード、最大震度を内陸型、海溝型の地震に分けて書かれていました。内陸型の場合は各断層ごとにわけてマグニチュード、震度が書かれています。私の地域では震度6強~5強くらいの揺れが想定されるようですね。

揺れやすさマップ

防災マップ 地震

次は揺れやすさマップが乗っていました。先程の想定地震の震源からの距離、地盤の状態などから地震の揺れの伝わり方を計算して震度を推計したものになっています。

オレンジが6強、黄色が6弱でした。私の地域は6強でした。ほとんどの地域がオレンジでしたが黄色の地域もありました。この地域は「川から離れているから地盤が安定しているのかな」とか想像してしまいます。

地域危険度マップ

ハザードマップ地域危険度

このマップは地震発生時の家屋の倒壊危険度を表している様です。赤色に近いほど危険度が高くなっています。

実際の街並みを思い浮かべると駅前の古い商店街が赤くなっています。白の場所は畑や田んぼです。そうです・・田舎なんです。大きな地震がおきた後は赤の地域は通れそうにありませんね。

地震時の行動や備え、避難情報の確認方法

あとは下記の様な事が書かれていました。

  • 地震時には身を守って、避難時には火元の確認などの地震時の行動の注意点
  • 普段から家具を固定したり、消火器や火災警報器を設置しましょうなどの地震への備え
  • 緊急地震速報の説明や災害伝言ダイヤルの使い方

皆さん災害伝言ダイヤルって使った事ありますか。私は使った事ありません。震度6以上の大地震は大災害時に各電話会社から提供される伝言サービスです。毎月1、15日に体験使用できるので私も一度使って、いざというときに使えるようにしておきたいと思います。

ハザードマップ 伝言ダイヤル

少しおどろいたのは防災無線を聞き逃した時のために防災無線フリーダイヤルというものがあるようです。直前の防災無線の放送を聴けるようです。初めて知りました。勉強になります。

また最近ではTwitterなどの各SNSで被災した人が水が使える所などの、情報発信したりして役立っている様です。これからはこの様なツールが普通に災害時の情報配信に利用される様になっていくと思います。現に政府や各自治体の公式アカウントも多いですからね。という事はスマホ用の非常時のバッテリーも必要ですね。

大雨時

大雨時にはどうすればよいのでしょうか。確認してみましょう。

洪水ハザードマップ

ハザードマップ洪水

洪水時の浸水想定区域を表しています。黄色、黄緑、水色になっており水色が一番浸水が大きく水深2m位まで予想される様です。

実際の地形と比べると護岸されている河川の近くは黄色や黄緑ですが、土手になっている所は水色になっていたりします。同じ川の近くでも違うんですね。

私の家の地域は水没エリアからはのがれていました。周りに田んぼが多い影響でしょうか。田んぼの方が低いので水がそちらに流れていく様です。以前に田んぼは大雨時に調整池の役割にもなると聞いた事があります。田んぼを埋め立てて造成した住宅地やその周囲は水の調整機能が無くなっているので要注意かもしれません。

しかし先日の台風19号の時もそうでしたがきちんと護岸工事が施されている所も堤防が決壊したりしていました。水の流れによる浸食はちょっとした事がきっかけでおきますので、いままで経験した事が無いような雨が降った時などは川のそばからできるだけ離れるとか自主的な避難が必要かもしれませんね。

雨の情報

ハザードマップ 雨の情報警報

大雨や洪水の注意報や警報の基準が書かれていました。私の地域では大雨・洪水注意報の基準が1時間に40mm。大雨・洪水警報の基準が1時間に60mmとなっています。

この基準は地域によって基準が違う様です。地盤が弱い地域では地盤が強い地域と同じ雨量でも警報が出たりするようです。

また、大きな地震が起きた後などはいつもと違う状況の場合は暫定基準という異なる基準で発表する事もあるそうです。

災害時の備え

防災会議

皆さん家族防災会議って開かれた事ありますか。会議というと堅苦しい感じですが、普段から災害時にはどこに避難してどういう風に連絡を取り合うかを具体的に決めておく事が重要ですね。連絡方法でしたら携帯がつながらなかったら災害伝言ダイヤルに伝言しておくことを決めておくとかですね。

非常持出品

災害に備えて日頃から必要な物品、食糧、水を準備していますか。大きな災害があった後などは皆さん意識して準備されるのですが、時間が経つと忘れてしまいがちですね。うちでも非常袋ありますが、非常食の賞味期限大丈夫かな。定期的なチェックが必要ですね。

ハザードマップ 非常持ち出し品

非常時のガソリンスタンド

「住民拠点サービスステーション」というガソリンスタンドがあるのをご存じでしょうか。自家発電設備をそなえ、災害時でも停電時でも地域の住民に給油する事ができます。事前にお住まいの近くのサービスステーションを調べておくといざという時に役立つでしょう。

住民拠点サービスステーション 経済産業省 資源エネルギー庁HP

役所からの呼びかけ、とるべき行動

ハザードマップ 避難情報

役所からの呼びかけは低い順から「避難準備・高齢者等避難開始」「避難勧告」「避難指示(緊急)」となっています。

ただ最近の報道でもありましたが、自治体の情報が遅かったり、判断が誤っていたりすることもありますので、早めの避難が重要と思います。この判断は難しい所ではありますが、これくらい大した事ないと判断して避難しなくて後から取り返しのつかない事になった事例はいくらでもありますからね。人間ってなぜか自分の所は大丈夫だろうと思ってしまうんですよね。

まとめ

ハザードマップを初めて確認しましたが、地震の時に自分の住んでいる所はどれくらいの揺れになるのかが解りました。

また避難場所は以前から解っていて家族とも何かあった時はそこに集まる様に話しはしていたのですが、連絡手段などは確認していませんでした。これを機会に伝言ダイヤルの使い方など実際にやってみてルールを決めたいと思います。

大雨時も自分の自宅は周りの田んぼが多い影響か水没エリアからは逃れていましたが、近年は今まで経験した事が無いような規模の台風や集中豪雨が多い様に思います。ですからこれはおかしいと思った時には自己判断で早めの避難が必要と感じました。

ハザードマップを確認し頭の中で災害時のシュミレーションを行う事で問題点を確認して事前にその対策を行う事ができます。実際に災害が起こった時もシュミレーションを元に行動ができると思います。

マップはあくまでも予測、推定ですので実際の被害は違うかもしれませんが、シュミレーションで事前に練習しているのとぶっつけ本番では動き方が全然違うと思います。みなさんも一度地域のハザードマップを確認してみてはいかがでしょうか。何か気づきがあると思いますよ。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。